タロットとの出会いは必然だった?
タロットとの出会い、タロットを信じるようになったきっかけ、
タロティストとして活動すると決めた理由を、ゆるっと振り返ります。
こんにちは。眞陽留です。
『タロットのある日常』というタイトルにしたので、今日はタロットとの出会いと「リーディングをやっていこう」と決めた理由について書いていきますね。
つらかった日々に力をくれたタロットのメッセージ
わたしがタロットの講座でリーディングを学びはじめたのは、2021年4月のこと。もともとタロットに興味があったわけではなく、「タロットはじめました!」は自分のなかでも、かなり唐突な出来事でした。 50年近く生きてきてタロットで占ってもらったことがまったくなかったわけではないけれど、それは「たまたま」に近い感じで、むしろ「どのカードが出るかなんて偶然だし、それで当たるなんて信じられない」と懐疑的ですらありました。
そんなわたしがタロットに興味を持ったきっかけは、清水千景さんのタロットでした。 といっても個人的に鑑定を受けたわけではなく、千景さんの公式LINEに登録すると、毎週3枚のなかから1枚のカードを選んでそのカードのメッセージを送ってもらえる……というサービス(?)があって、それに登録していたんです(現在は、選ぶスタイルではなくなっています)。
ちょうど1年ほど前、2020年の後半ぐらいからいろいろなことが重なって、わたしはかなり疲弊していました。コロナ禍の影響でいくつもの仕事が吹っ飛んだり、祖母の介護の必要な度合いが一気に進んで時間的にも気持ち的にもかなり追い込まれたり。そんな「しんどいなぁ」という日々に力をくれたのが、千景さんが毎週送ってくださるメッセージでした。疲れきってギリギリのところでがんばっていた我が身に、千景さんのことばがほんっとうに沁みました。祖母の体調もわたしの疲弊の度合いもいまはすっかり落ち着いていますが、毎週送られてくるメッセージに励まされたおかげでがんばりきれたところが大きかったです。ほんとうに感謝しています。
バタバタが少し収まってきた2021年3月。千景さんから「Zoomでタロットの体験会をやります」というメッセージが届いたので、「お礼をお伝えしたい」という気持ちもあっていそいそと参加しました。毎週届く「今週の1枚」のメッセージでも感じていたことだったんですが、体験会でのお話でも、千景さんのことばはわたしにすんなり入ってきて、とても楽しいひと時を過ごせたんですね。そして、興味関心のスイッチが一気に押されて(というより連打された感じ)、ほぼ即決でタロティスト養成講座に申し込んでいました。自分でもビックリしたけど、なぜだか「これは行っとけ!」と思ったんです。
ご縁って、こういうもんなんだろうな、と思います。
タロットが持つ必然性はどこからくるのか?
それから3か月かけて「白猫タロット」を使ってタロットのことを学び、練習を兼ねてリーディングさせてくださる方をSNSで募っては、毎日、タロットを引きました。リーディングを重ねていくうちに、偶然のはずのタロットが持つ必然性に何度も何度も驚かされました。
たとえば。講座の期間中、同期の仲間と同じテーマでタロットを引くと、自分が引いたカードと仲間が引いたカードがシンクロすることが何度もあったり。
たとえば。 「やるか、やらないかで迷っている。どちらがいいか」というご依頼に対して、「やった場合」と「やらなかった場合」をみてみたところ、同じカードが正位置と逆位置で出たり。
たとえば。とくに気になっていることをうかがわずに「今週の1枚」を引いてお伝えしたところ、「いま気になっていたことの答えのような気がします!」と言われたり。
最初のころは、タロットに偶然とは思えないなにかを感じるたびに「なんで?」と不思議に思っていたけれど、何度も何度も経験するうちに、納得感のあるカードが出る理由なんてどうでもよくなりました。やればやるほど「なるほど!」と思うことが増え、やればやるほどおもしろくなっていったことも、いまから思えば必然だったのかもしれません。いつしか懐疑的な気持ちは吹き飛び、「タロットを素直に信じればいいんだ」と思うようになっていました。
そして、嬉しいことに、まったく知らない方から「タロット、お願いできますか?」と声をかけていただく機会が増え、リピートしてくださる方も増えてきました。「迷ったり悩んだりしていたけれど、スッキリしました」とか「話を聴いてもらうだけで安心します」と言っていただいて、誰かの力になれていることに喜びを感じるようになりました。
千景さんが引いてくださったタロットと千景さんから発せられることばにわたし自身が支えられたように、わたしが引いたタロットとそのメッセージで誰かを支えることができる可能性があるのなら。やらない理由はないな、と思うようになっていました。
「第2の人生」と言ってもいいような年齢になったいま、グズグズ迷っている時間はもったいないだけ。「思いきってやりたいことをやってみよう」と決意して、本格的に鑑定をはじめることにしたんです。
わたしは運命論者ではないけれど、あのタイミングでタロットに出会ったことも、タロットを学んだことも、リーディングを続けていこうと決めたことも、必然なんだと思います。
わたしの人生には、わたしにとって意味があることしか起こらない。
そう思っているから、信じて進むことに決めました。そして、もし「やっぱり無理だったなぁ」ってなったとしたら、それもまたわたしにとって意味があることなんだろうと思うから、そのときは潔く撤退して、ちょっとだけショボンと落ち込んで、また元気にニコニコしていくつもりです。
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